Hyper-V 仮想マシンのバックアップと復元

Hyper-V 仮想マシンは、2 つの異なる方法を使用してバックアップできます。以下に示すすべての方法は、Windows Server および Hyper-V がインストールされている Windows PC で実行される Hyper-V バックアップ ソリューションでサポートされています。

1 つの方法は、Hyper-V のファイルとフォルダーを手動でバックアップすることです。

BackupChainは、サーバーエディションとプラチナエディションで仮想マシンをバックアップおよび復元するための完全自動的な方法も提供します。サーバー エンタープライズ以上では、Hyper-V バックアップ用の自動 VM 選択機能も提供されます。

Hyper-V ライブ バックアップの前提条件

ライブ バックアップをゲスト VM で使用できるようにするには、次のようにします。

1. 最新の Hyper-V 統合サービスをインストールする (Windows Server 2016 より古いホストの場合)
2. 最新の Windows 更新プログラムをホスト サーバーにインストールします。
3. スナップショットは実動システムには推奨されないため、使用しないでください。スナップショットを使用する場合は、メインの VHD と同じフォルダーに保存します。
4. Server 2008 / R2 では、スナップショットを削除すると、Hyper-V はユーザー インターフェイスから非表示になりますが、VM がしばらくシャットダウンされるまでは動作し続けることに注意してください。
5. NTFS が全体を通して使用されていることを確認します。
6. ライブ バックアップを使用するには、Hyper-V 統合サービスが必要です。一部のゲスト オペレーティング システムでは、Hyper-V はライブ バックアップをサポートしていません。(ライブ バックアップを実行するか、保存された状態のバックアップを実行するかは、実行時に Hyper-V に完全に依存します)。特定のゲスト OS およびホスト Windows バージョンに統合サービスが存在するかどうかを確認してください。Hyper-V が特定のゲスト OS のライブ バックアップをサポートしていない場合、Hyper-V マネージャーの VM の統合オプションで [バックアップ] オプションをオフにすることができます。これにより、VM が保存状態になるのを防ぎ、クラッシュ コンシステントな VM バックアップを提供します。ただし、アプリケーションの一貫性は、統合サービスが正しく実行され、Hyper-V の “バックアップ” オプションがオンになっている場合にのみ実現できます。

詳細なウォークスルー

ファイル ベースの Hyper-V のバックアップと復元の方法については、「ファイル ベースの Hyper-V のバックアップと、ファイル ベースの方法を使用した Hyper-V VM の復元」を参照してください。

推奨される方法は、Hyper-V の自動バックアップと復元の方法を使用することです。

自動シングルクリック Hyper-V バックアップと自動 Hyper-V 復元

クラスター共有ボリューム

クラスター共有ボリュームのバックアップと復元に関する考慮事項を参照してください。